マウンテンバイク(MTB)、自転車ツーリング、アウトドアを楽しむ男の雑記ブログ。たまにお金の話もします。

2017年3月24日

MTBトレイルライド時に気を付けている6つのこと

マウンテンバイクで里山トレイルを走るのはとても楽しいことなのですが、いくつか注意しないといけない点があります。

私は個人的な自主規制という名の元に、いくつかの点に気をつけています。多かれ少なかれマウンテンバイカーは気にかけていることだと思いますが、何かの参考になるかもしれないので、まとめておくことにします。

朝早い時間からトレイルライド~



大きく分けると、人への配慮と自然への配慮に分けられます。
それぞれについて述べると、下のようになります。

~人への配慮~


人に対する配慮としては、「極力会わない、驚かさない。そして絶対に怪我させない」を基本としています。

ハイカーが多そうな日や時間帯は避ける。


私がトレイルを走る時間帯は早朝、もしくは夕方です。9:00~15:00くらいの時間帯は人が多くなるので極力避けます。
特に「まさに行楽日和」的な日は、走るとしても普段より早めに終わるようにしています。

ブラインドカーブでは止まるくらいまで減速する。


これは追突を防ぐだけでなく、相手を驚かさない配慮でもあります。

もし人にあった場合は下車して挨拶をする


これは相手を脅かさない配慮です。特に乗ったまま後ろから追い抜かれたりしたら驚きますし、危ないと思われることもあるでしょうからね。また、挨拶をすることにより「悪いやつじゃないよ」とアピールしておきます。

大勢で走らない


普段は一人で走ることがほとんどです。たまに複数人数で走ることもありますが、正直苦手です。
もし大人数になってしまうときは、少人数のグループにわけたほうがよいと思います。そのほうがもしハイカーにあっても圧迫感を出さずに済みますからね。

ちなみに単独で山に入るのはお勧めされないこともあります。山に入るときは複数人数のほうが、万が一の際にすぐに救助を呼べるというのは、登山でも常識です。
でもね~、ごめんなさい。好きなときに好きなように走りたいんですよ・・。



考えてみれば、山の中で出くわす「歩くより速いスピード」というのは「異常事態」なわけです。イノシシや熊、鹿にいたるまで、普段は歩いています。走るときは攻撃するか逃げるとき。人間は本能的にそのことがわかっているから、山の中で突然「速いスピード」に出くわすと、驚いたり怖がったりするのだと思います。であれば極力驚かさないようにしないといけないですよね。



~自然に対する配慮~


自然への配慮としては、「自然を痛めない」のが基本です。山に入るときの一般的なマナー、例えばむやみに花を摘んだり枝を折ったりしないとか、山道をはずれない、ごみを捨てない、などのほかに、マウンテンバイク特有の配慮をしています。

トレイルがぬかるんでいるときは走らない。


これは雨の日やその翌日など、トレイルがぬかるんでいるときは走らないようにしています。わだちを作ってしまわないようにという配慮です。

トレイルを削らない。


例えばブレーキ時にタイヤをロックすると、思いっきりタイヤ痕が残ります。そうやってトレイルを削るような行為はしないようにしています。タイヤ自体もあまりゴツゴツしたブロックタイヤは使わないようにしています。

ちなみに、一般的にトレイルは乾燥した状態のほうが好まれますし、実際に私もそうなのですが、実はちょっと違った意見も聞いたことがあります。

土というのは若干の湿り気があるほうが乾燥した状態よりしっかりしています。また轍は元に戻るけど、削られたトレイルはなかなか元に戻らない。だからぬかるみを走らない以上に、本当は乾燥しすぎた状態のときも走らないほうがよい、という意見です。

なるほど、確かに一理あると思います。乾燥しやすい地域や土質がもろいトレイルでは考慮に入れておいたほうがよさそうです。
ドライコンディションのほうが走りやすいんですけどね・・。



あまりにも「あれもダメ、これもダメ」だと面白くないですし、走る地域によっても変わると思います。

上記はあくまで私個人の自己制限です。さらに強い制限をかけている人もいるでしょうし、逆に「そこまで考えなくても大丈夫だよ~」的な環境にいる人もいるでしょうね。
そういえば以前、別の地域から引っ越してきた人は、「以前いた地域では、そもそも誰も通っていなかった。」と言ってましたしね。そんな場所があるのがうらやましい・・。

走りながらいろんなことを考える。それがトレイルライドなんでしょうね~。


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一人で行動することが多い40代男性です。マウンテンバイクが一番の趣味。でもスキルは万年初中級・・。ほかにもツーリング用自転車も所有しています。

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