私のように自転車を趣味にしている人にとって、どういった保険がいいのでしょうか?
自転車で事故を起こしたら・・ |
朝日新聞の記事によると、交通安全協会が自転車保険に参入するそうです。
損保ジャパンと団体契約を結んだことで低価格に抑えられたそうです。
朝日新聞 2017年3月23日
一般財団法人「全日本交通安全協会」(東京都千代田区)が4月、自転車保険に参入する。掛け金は安いプランで年間1230円。損害保険各社の最安プランの半額以下だ。自転車が加害者側とみられる死傷事故は後を絶たず、昨年は1万4496件。協会幹部は「自転車保険の加入率は2割ほどとみられ、割安さが加入者を増やすきっかけになってほしい」と話す。
協会の「サイクル安心保険」は最も安い年1230円の掛け金で、対人・対物の賠償額を1億円まで補償する。年齢制限はなく、契約者のほか、同居の家族全員の自転車事故が対象となる。加入は協会の自転車会員になることが前提で、この掛け金には年会費や運営費を含んでいる。
三井住友海上火災保険やau損保などの最安プランは年間約4千円で、契約者のけがも補償される。協会の最も安い保険はインターネット申し込みに限定し、協会が引受会社の損保ジャパン日本興亜と団体契約を結んだことで低価格に抑えられたという。
一般社団法人 全日本交通安全協会 サイクル安全保険
最近はいろんな保険会社が自転車保険を販売するようになりました。
数年前に、子供が起こした自転車事故で9500万円の賠償命令が両親に出されるという判例ができてから、自転車保険に注目が集まっています。
有名なのはau損保とかなんですかね?自動車の保険に入っている人は、自動車保険の特約に含まれていたりするかもしれません。
こういった自転車保険、あくまで交通事故を想定しています。しかし自転車を趣味としている人は、自転車に乗るのが公道だけとは限りません。特にマウンテンバイカーは言わずもがな、ですね。
ここで、私が入っているモンベルの野外活動保険を紹介したいと思います。
この野外活動保険、基本的には障害総合保険なのですが、自転車での事故もカバーしてくれます。また契約者本人だけでなく、家族も被保険者になります。
つまり、自分だけでなく、家族、例えば子供が誰かにぶつかってけがをさせてしまった場合でも、この保険が使えるということです。
個人賠償責任は最大1億円ですから、ほとんどのケースで対応できそうです。
ここまではほかの保険とあまり変わらないのですが、この野外活動保険は自転車交通事故以外にも野外活動全般をカバーしてくれます。例えばマウンテンバイクで遊んでいてケガしたとか、トレッキング中のケガなんかも補償範囲内です。
さらに特徴的なのは「救援者費用等補償」という特約があり、これが500万円。
山でケガして自力で下山できない場合には救護要請をすることがあると思いますが、民間救護だとお金がかかることがあります。その費用もカバーできそうです。
トレッキング中でもOK |
私のようにアウトドアが趣味な人には良い保険なのではないでしょうか?
特にマウンテンバイクなんて、危険と隣り合わせですからね~。身近にマウンテンバイクでケガした人なんてたくさんいますから・・。
ちなみに同じモンベルから、自転車保険も販売されていますが、こちらはあくまで自転車交通事故のみ。自転車レースとかイベントでの事故は対象外です。自転車に乗ってればいつでも補償されるわけではないのでご注意を。
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