のどを潤すこともできますし、体にかけて冷やすこともできます。
今回はそんな夏のアウトドアでの水事情に関するお話、「ハイドレーションの水は凍らせてしまおう」という話題です。
皆様はハイドレーションを使っていますでしょうか?ハイドレーションとは、バッグに水をいれておき、チューブを使って水分補給をするためのツールです。
登山では使っている人も多いと思いますが、メリットは何といってもいつでも水が飲めること。立ち止まってバッグから水筒を取り出す、というような手間がかかりません。
このハイドレーション、私は自転車に乗るときも使うことがあります。
自転車の場合はあまり荷物を背負わないほうが良いのですが、MTBで山に入るときなどは、予備チューブや保守パーツ、補給食などがあるのでどのみち背負うことになります。
ならばハイドレーションを使ってもいいか、となるわけです。重いけどね・・。
で、特に夏場はハイドレーションの水をあらかじめ凍らせておくと、かなりのメリットがあります。
まず第一に、冷たい水が飲めること。フレームにつけるボトルだとすぐにぬるくなりますが、ハイドレーションならバッグに入れているのですぐには溶けません。おかげで長時間冷たい水が飲めます。
第二に、背中が暑くならないこと。氷を背負ってるのでバッグ自体が冷やされて、背中が暑くなりません。ついでに言うとバッグが保冷バッグみたいになるので、チョコレートなども溶かさずに済みます。
さらに第三として付け加えるなら、休憩時に氷枕になります。夏場に山で氷枕が使えるのはかなりうれしい・・。
わかりにくいですが、2/3ほど凍らせてあります。 |
さて、そんな便利な氷ハイドレーションですが、凍らせる際にはいくつか注意点があります。
まずは全容量を凍らせてしまわないこと。全部凍らせるとなかなか溶けず、飲みたいときに水が出てこなくなってしまいます。
また、全部が固体になっていると柔軟性がないので、バッグに入れにくくなります。バッグによっては自転車乗車時の前傾姿勢が取りにくくなることもあります。
なので2/3程度だけ凍らせて、残りは水を入れると良いです。
氷は適当に割っておくと、水タンクに柔軟性もできます。
また、凍らせたハイドレーションは結露で外側に水滴がつきます。そのままだとバッグ内部が濡れてしまうので、布でカバーすると良いです。タオルでくるんでおけばタオルも冷え冷えで気持ちいいですよ。
おまけ
ハイドレーションで面倒なのは、使用後にちゃんと乾燥させないといけないこと。これを怠るとカビが生えることも。しかし形状的に乾きにくいので、口を開けたまま数日間放置させないといけません。
しかしもし頻繁にハイドレーションを使うなら常に冷凍庫に入れておくのもアリです。
毎回乾燥させるより、そのほうが手間も省けますからね。
もちろん長期間使わないなら、ちゃんと乾燥させたほうがいいですよ。
いかがでしょう。ハイドレーションもうまく使って暑い夏のアウトドアを乗り切りましょう!
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