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実録!住宅ローン金利引き下げ検討 前編:シミュレーション
さて、いよいよ銀行との交渉開始です。
まずは支店へ行ってみました。
当日朝9時半、行く前に電話しようかとも思ったのですが、面倒だったので直接最寄の支店に行きました。
住宅ローン金利について相談がある旨を伝えて、しばし担当者を待ちます。
5分程度で担当者が出てきましたが、私の口座がこの支店の口座ではないので、ここで相談は受けられないとのこと。
いきなり出鼻をくじかれましたが、考えてみれば当たり前のことかも・・。
該当支店の担当者から電話をいただくことにして、いったん退却。
電話でのやりとり
その日の夕方ごろ、電話がかかってきます。
口座番号や氏名は最寄りの支店に伝えていたので、口座の状況はあらかじめ確認しているようです。
昨今の金利状況から借り換えを検討しているが、住宅ローン金利の引き下げ余地がないか知りたい旨を伝えました。
まず返答としては、「今この場では正確なことを伝えられないので、適用金利の再申請をしてみる」とのこと。早速お願いしました。1週間ほど審査に時間がかかるとのこと。
電話で聞かれたことは以下の通りです。
- 住所や電話番号等の変更の有無
- 検討中の他銀行の有無、またその利率
- 該当ローン以外の借金の有無
そんな感じで、電話自体は10分足らずで終了。その場で断られなかったところを見ると、検討の余地はあるのかも?なんて期待してしまいます。
なお検討中の他銀行ですが、ここで私はりそな銀行でのシミュレーション時の利率を伝えました。SBI銀行のほうが若干利率が低かったのですが、同じ大手都市銀行で比較したほうが対抗意識がでるかも、と考えたからです。
今考えると、どちらでもよかったかもしれませんが・・。
一週間後、また電話がかかってきました。結果は・・?
担当の方から電話がかかってきました。審査結果としては、0.2%下げられるとのこと。優遇金利を-1.5%から-1.7%にできる、とのことです。つまり金利が0.98%から0.77%になるということ。おお、やったね!!
それにしても意外とあっさりと結果がでました。交渉というほどのことでもなかったです。
ただし!条件変更手続きの手数料として、1ローンにつき54,800円かかるそうです。
ここで考えることが一つあります。私の住宅ローンですが、2つに分かれています。一つは土地用、そしてもう一つは建物用。建物用のほうが残高ははるかに少なく、400万円くらいしかありません。
で、それぞれのケースは以下のようになります。
ローン(土地):総セーブ額:約67万円、金利変更コスト:54,400円
ローン(建物):総セーブ額:約10.8万円、金利変更コスト:54,400円
注)総セーブ額は、残りの返済期間中繰り上げ返済なし、かつ利率が変わらないという前提での計算です。
建物のローンに関してはかなり費用対効果が低いですね。
考えた結果、利率引き下げは土地に対してのみ変更してもらうことにしました。
建物については現行のままにしておき、こちらを優先的に繰り上げ返済することにします。
あとは支店に出向いて書類記入
金利条件変更の書類を送ってくれるのかと思いきや、支店に出向いてその場で契約しないといけないとのこと。ちょっと面倒ですね。
というわけで、来店の予約をとって電話は終了。
概算では月に4,000円くらい支払額が下がることになります。結構大きな金額だ。
さて、次回は最終回として、一連の金利見直し行動に伴って気づいたこと、気になったことをまとめたいと思います。
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