良い機会なので、ここで提案しておこうと思います。
子供向け映画には保護者割引を必ず設定しては?
これは保護者の立場にならないと実感しないものです。
小さな子が映画を観る場合、必ず保護者も一緒に観ることになります。その際に、大人は大人料金を払わないといけないんですよね。
決してその映画を観たいわけでもなく、仕方なく観ているだけなのに・・。
小学生以上が対象の映画なら、まだ大人も観ていられなくもないのですが、未就学児向けともなると、さすがにきつい。
というわけで、せめて未就学児向けの映画は、正規の大人料金をとるのは勘弁してほしいわけです。
しかし中には未就学児向けの映画を喜んで観る大人もいないとは限らないわけで、そういった人たちからは大人料金をとっても差し支えないでしょうから、そのへんの線引きが難しいところ。
ですが最近は対応している映画館もあるようで、「親子割引」の前売り券が発売されている映画・映画館もあるようです。これがもっと一般的になればありがたいな、と。
保護者の皆様は料金体系のチェックも重要ですね。
レディースデーの再考
長いこと指摘されているのですが、これって性差別じゃないですかね?なぜ女性だけ優遇されるのでしょう?
これは私の邪推ですが、「デートと言えば映画」という構図が成り立っていた過去の時代に、「女性を安くしたらカップルで来てくれて、売上が増えるんじゃない?」と映画業界が考えたのではないか、と思います。
もしそうだったら、女性を利用しようとする姿勢もなんだか不愉快ですね。
なにはともあれ、今の時代にジェンダー差別はナンセンスでしょう。同じように電車の女性専用車両に対しても議論がありますが、あれは痴漢対策という理由もあるので、まだ議論の余地があります。でも映画館はね~・・。
でもね、「だからメンズデーも作れ」とは間違っても言いません。男ばかりの映画館なんて、むさくるしくて入る気がしません。
というわけで、単純にレディースデーをやめるか、性別に関係なく安くなる日にするかにしてほしいわけです。
CMで時間を潰さないでほしい
これは映画を観る人全員に等しく降りかかる話です。
お金を払っているわけですよ。なのになぜCMを見させられるのか?
上映開始時間に席に着いても、そこから10分くらいCMの時もあります。あれは納得いかない。
これが上映と上映の合間ならまだわかります。
例えば12時に映画が終わり、次の上映が12時20分からとします。この合間の20分間にCMを流しているというのなら別に良いのですが、12時20分からは本編を上映して欲しいわけです。
映画館業界というのは、長らく低位安定な状態のようです。
日本映画製作者連盟のデータによると、入場者数は1958年の11億人から1996年には1.2億人と、ほぼ10分の1に減少しています。 直近の2016年は1.8億人とやや増えていますが、過去15年くらいは1.6~1.8億人の間で行ったり来たり。
シネコンの広がり等で少しは盛り返しているようですが、今後も大きく伸びることはなさそうです。
過去50年くらいで考えると、テレビの普及に始まって、レンタルビデオ・DVD、そして最近はオンライン動画配信、その他娯楽の発展など、映画館業界を取り巻く環境は厳しくなっているのですから、もうちょっと頑張ってほしいものです。
0 コメント:
コメントを投稿