油圧ショベルの先端に取り付ける解体用アタッチメントや 大型リサイクル機械の輸入・販売・修理を行っています。
最近の業績などを見ても、もうちょっと注目されてもいいんじゃないかな~、と思うわけです。
これから2020年の東京オリンピックに向けて、いろんな設備投資があります。
さらに老朽化した首都高の再整備など、建築インフラの大規模な再整備が必要な時期に来ているんですね。
そんな時に必要なのが、古い建築物の解体。そこにこの会社の商品が必要なのです。
この会社の商品は、解体したビルから出たコンクリート片の破砕や切断に使われます。
また、アメリカでも同様にインフラの再整備が問われているわけで、トランプ大統領もインフラへの投資に言及しています。
オカダアイヨンはアメリカはテキサスに支店を出して、これからアメリカのマーケット開拓を推し進めています。
というわけで、これからオカダアイヨンが成長するためのマーケット環境はかなり整っているのではないか、と思うわけです。
では、いくつか指標を見てみましょう。
第57期の事業報告書によると、売上高120億に対して純利益4.38億。比率としては約3.6%と、まあ悪くはないです。
自己資本比率は47%。結構高めですね。
売り上げに占める海外比率は19.7%。もっと伸びしろはありそうですね。
Yahoo!ファイナンスによると、PERが13.46倍、PBRが1.1倍(いずれも2017年4月27日時点)。
今後の伸びしろを考えれば、やや割安と捉えても悪くないかな?
個人株主にとって重要な配当と優待ですが、年間配当は23円。
株主優待はQUOカードですが、100株で1000円、200~499株で2000円、500株以上で3000円です。
仮に100株持っていたとすると、配当+優待利回りで約2.9%。まあまあですかね。
配当だけだとするとあまり魅力的とも言えません。
というわけで、配当狙いの長期保有といる観点ではそれほど魅力的とも言えませんが、市場の伸びしろを考えると、もう少し株価が高くなっても良さそうな気がします。
実際にトランプ政権発足後、トランプ銘柄と認識されたのか、株価が1350円まで上がりました。その後トランプ氏の手腕への疑問と地政学リスクにより下がっていたのですが、最近やや持ち直してきていて、4月27日時点で1,123円です。
オカダアイヨン 6か月チャート Yahoo!ファイナンスより引用 |
今後のトランプ氏のインフラ投資と、東京オリンピック前後での需要に期待したいところです。
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