マウンテンバイク(MTB)、自転車ツーリング、アウトドアを楽しむ男の雑記ブログ。たまにお金の話もします。

2017年4月30日

企業型確定拠出年金では、もっとリスクを取ってみては?

前回の記事に引き続き、またまたお金の話です。
企業型確定拠出年金では、もっとリスクをとってみたらいいんじゃない、という話です。

私が勤めている会社では企業型確定拠出年金に入っているのですが、先日資産残高のお知らせが届きました。

そのレポートの中に、運用利回りの分布状況というグラフがあるのですが(下図)、あきらかに運用利回りが0~0.5%の割合が多いんですね。棒グラフで突出しているのですぐにわかります。

運用利回りの分布状況

これって、多くの人が元本保証型の定期預金を選択している、ということなんです。ものすごくもったいないですよね。

確定拠出年金は、基本的には60歳まで引き出せません。30歳の人なら、今後30年間運用するわけですね。それだけ長い期間であれば、もっとリスクをとっても良いはずです。

30年の間には、運用成績が良い時期も悪い時期もありますが、基本的には毎月一定額を積み立てていくわけですから、悪い時期は口数を多く買うことになります。
そうやって積み立てていくうちに、次第に運用利回りは好転し、資産残高が増えていきます。

その後、50歳を超えてきたら、タイミングを見ながらスイッチングや配分変更を実行して、リスクの低い商品に振り替えていけば、引き出す直前で残高を減らしてしまうリスクを抑えられるわけです。

もちろん詳しい人なら、マーケット動向に応じてもっと早くからスイッチングや配分変更をしても構いません。

というわけで、もし企業型確定拠出年金に入っているのでしたら、若い人ほどリスク性商品への配分を増やしておくことをお勧めします。



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