マウンテンバイク(MTB)、自転車ツーリング、アウトドアを楽しむ男の雑記ブログ。たまにお金の話もします。

2017年4月23日

茅ヶ崎美術館 「自転車の世紀」 レポート(後編)

茅ヶ崎美術館で開催されている企画展、「自転車の世紀」レポート後編になります。
後編は様々な現代の自転車の展示を紹介しますよ!
ケルビム ハミングバード
まずはカーゴバイクです。
簡単に言うと、荷物を運ぶための自転車ですね。

こちらはリキシャタンク。通常の自転車で荷物を積むといえば、後輪の上の荷台が一般的ですが、この自転車はトップチューブの部分にも荷物を積めるようになっています。写真ではポリタンクを積んでますね。
個人的にかなり興味のある一台です。いつか自動車を手放したときでも、これがあれば灯油を買いに行けそうです。
実際に販売もされていますので、興味のある方は販売店サイクルスポットからどうぞ。5万円弱で購入できます。
リキシャタンク

こちらは「BULLITT」。本格的な荷物運搬用ですね。ハンドルと前輪の間に広大なスペースがあって、大きな荷物も載せられます。海外ではこれを使った配送サービスもありますし、個人が子供を乗せるために使っていたりします。
BULLITT

続いて、ヴァンムーフのM3シリーズ。おしゃれですね。
フレームにライトが内蔵されていて、ハブダイナモから充電されます。
ヴァンムーフ M3

続いてイギリスより、パシュレイというメーカーの「ガバナー・プラス4リミテッド」
クラシックなデザインですね。ツイードランとあわせて紹介されていました。
踵でクランクを蹴って変速できるそうです。うーん、なんだか仕組みがよくわからない・・。
パシュレイ ガバナー・プラス4リミテッド

おっ、これは有名なケルビムの「ハミングバード」!前衛的なデザインですね~。
自動車でいうコンセプトカー的な位置づけなんでしょうか?北米のハンドメイド自転車ショー「NAHBS」での受賞作品です。
ハンドルはちゃんときれるようになっていました。ブレーキはクランク逆回転タイプかな?よくわかりませんでした。
ケルビム ハミングバード


SANOMAGIC「MWR-T1」。木製フレームの自転車です。いや、フレームだけでなく、ホイールやサドル等も木製パーツになっています。すごいですね。
SANOMAGIC MWR-T1
 ワイヤーエンドキャップやチューブバルブまで木製という凝りよう・・。
細かいところまで木製です。
最後の自転車はスバルのコンセプト車、VIZIVです。
e-Bikeですね。発電してUSB給電もできます。
スバル VIZIV Two Wheels Concept

他には「弱虫ペダル」の原画や、自転車が描かれた昔のポスター等の展示もありました。

その中に千倉志野さんのバイシクル・トラベルという写真がいくつか展示されていたのですが、自転車に乗った幸せそうな人達が写真に収められていて、とても印象的でした。
やっぱり自転車って人を幸せにするな~、と思った次第です。
でも、「写真の写真を撮る」という行為はどうなんだ、と思ったので、あえて写真は撮っていません。興味のある方は検索してみてください。


そんな感じで、前編に引き続き後編も楽しめました。
個人的に気になったのはカーゴバイク。こういったタイプの自転車がもっと普及すれば、自動車の代わりになるケースがありそうです。

あと、パシュレイのようなクラシックスタイルも良いですね。もっと歳を取ったら自転車もクラシックなデザインのものにして、ツイード着て走るのもいいかも。今後の楽しみに取っておこうかな。


会期 2017年4月9日(日)~6月4日(日)
休館日 月曜日、5月2日(火)
開館時間 10:00~18:00 (入館は17:30まで)
観覧料 一般:700円(600円)大学生:500円(400円)高校生以下:無料
市内在住65歳以上・市内在住の障害者およびその介護者は無料
※( )内は20名以上の団体料金
会場 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3


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一人で行動することが多い40代男性です。マウンテンバイクが一番の趣味。でもスキルは万年初中級・・。ほかにもツーリング用自転車も所有しています。

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