グラベルロードとは、直訳すると「砂利道」。比較的フラットな未舗装路も走れることを前提にした自転車のことです。
形状としては、一見するとロードバイク。でもやや太めで少しだけブロックのあるタイヤを装着して、未舗装路でも走れるようになっています。
このジャンルが出てきたとき、中途半端な位置づけだな~、と思いました。
未舗装路も軽く走る程度なら、従来からシクロクロスとツーリングバイクの中間みたいなのはありましたからね。
まあでも、ロードバイクしか乗らない人へのアプローチとしては、マーケティング的にはアリなのかも、程度に思っていました。
でもでも、なんか最近、このグラベルロード、方向性を見失ってませんかね?
ちょっと前に、プロトタイプではありますがグラベルロード用のフロントサスペンションが出てきて「ん?」と思ったのですが、ついにフルサス仕様が出てきましたよ。
Fox 32 SC AX (Bike Rumorより引用) |
Niner RKT9 グラベルコンセプト (Bike Rumorより引用) |
これはまだコンセプト段階らしいですが、もともと29インチのフルサスMTBに、ドロップハンドルをつけて、MTBにしては細めのタイヤを装着しています。
ここまでやるなら、もうクロカンMTBでいいんじゃない?
そんな感じでなんだか方向性を見失っているように思えるグラベルロードというジャンル、出だしが中途半端だったせいか、そのまま混迷への道まっしぐらという感がぬぐえません。
ま、そんなジャンル分けに惑わされなくても、ちょっとした未舗装路くらいならガチガチのロードバイク以外は走れちゃうわけで、それができるSurly Cross Check (& Straggler)万歳!というのが私の結論ですかね。
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