40代になっても20代の頃の友人と長くつきあうコツ

先日、久しぶりの友人たちと集まる機会がありました。

20代のころから付き合いのあるメンバーで、前回会ったのは1年以上前。
実は会う前はちょっと億劫でもありました。
と言うのも、もう40代ともなると、お互いの生活環境がかなり違ってきています。
独身既婚、子供の有無、仕事、収入、住む場所などなど、どれをとっても共通点があまりありません。

そんな状況下でいったい何を話せばいいのか、いささか不安ではありましたが、実際に会ってみるとそれなりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
そんな会話の中で気づいた会話のポイントについて書いてみたいと思います。

大人は飲みながら話すのが普通です。

深入りすべきではない話題とは？

結婚や子供など、プライベートに関する余計な詮索やアドバイス

相手の現状を暗に否定する内容はNGです。例えば独身者に結婚を勧めるとか、子供のいない既婚者に子作りを勧めるとか。
もうそれなりの年齢なので、お互い自分の生活スタイルが出来上がってます。そこに自分勝手な価値観で変更を勧めるのは余計なお世話というものです。あるがままを受け入れましょう。

お金に関する話題

収入や貯蓄額も、20代であれば似たり寄ったりだったかもしれませんが、40代ともなればばらつきが出てきます。
あまり露骨にお金の話をするのはNGです。あまりストレートに聞く人はいないと思いますが、自ら収入自慢や最近買った高級品自慢を始める人はいます。そういった発言はNGです。

気を付けておくことは、ちょっとした会話に金銭の価値観が出ることがあります。
例えば久しぶりの友人と飲むワイン1本に5,000円はアリ？ナシ？
このあたりの反応から、普段の金銭感覚が垣間見えてしまいます。もし見えてしまっても深掘りしないこと。
知り合った当時のままの金銭感覚でいたほうが無難のようです。

逆に会話の弾む話題は？

先日の経験からだけなので、あまり普遍性はありませんが、いくつか会話のはずむ話題もありました。

近況報告

まずは会話のウォーミングアップ。差しさわりのない範囲で近況を尋ねるのはアリです。
今どの辺に住んでいてどんな仕事をしているのか。子供がいる相手であれば、その年齢や成長ぶり。何か趣味を持っている相手であれば、最近の活動状況などでしょうか。そこから会話が弾むこともありますが、あまり深入りし過ぎないのがコツです。
趣味の話題なんて、話す本人は楽しくても興味のない人にはわからない世界ですからね。

自分達に関係のある時事問題

今回話題にあがったのは、最近のキーワード「働き方改革」です。全員なんらかの仕事を持っていたので、最近の働き方については会話が弾みました。
在宅勤務制度の有無とか、残業の程度など、職場によって多種多様なので興味を持って聞くことができました。

このメンバーが勤めている会社では在宅勤務制度のある所は多いようですが、実際にはあまり使われていないそうです。「さぼっている」と思われそうなのが不安なのだそうです。

あと面白いのは、全員何らかの形で海外とのやり取りが発生していること。もともと海外に興味のある人が多いグループという側面もありますが、国内だけで完結する仕事はどんどん減っているようです。


まとめると、

「自分の意見を押し付けずあるがままの相手を受け入れ、自分については周知の事実をアップデートする」

というスタンスで会話に臨めば、久しぶりの相手ともそれなりに楽しめるようです。


幸いにも今回集まった友人達とはギクシャクした空気になることもなく、つつがなく終了となりました。 しかしこうやって書いてみると、お互い気を使ってたのかな～・・。