外食産業の人手不足がニュースに取り上げられたりしていますが、本当なんですね~。
「たまには外で夕食でも食べるか」ということで、近所のお店に6時前に行ったのですが、なんと行列。特に人気店というわけでもないんですけどね。
30分以上待って、やっと中に入れたと思ったら、なんと空席が目立つじゃないですか。
隣の席も空いているのですが、前の人が使い終わった状態でずっと放置されています。
こんなに人がいればいいんでしょうけどね・・。 |
明らかな機会損失を目の前にして、焦っているのは店長一人。ほかのスタッフは諦めているのか、店長に比べて明らかに緩慢な動きです。なんだか店長がかわいそうになってしまいました・・。
世間では外食産業の人手不足が声高に叫ばれていますが、ほんとうにそうなんですね。
さて、ここでちょっと考えてみました。これからの外食産業はどうなるのか?
一つは徹底的に合理化・効率化していく方向でしょうか。席への案内や注文は全て機械まかせ。調理も限りなく出来合いのものを温める程度にし、極力人の手間をかけない。もちろん会計も機械任せでカード払いのみ。そのかわりリーズナブルな値段で食べられます。
「変なホテル」というほとんどロボットが対応するホテルがありますが、あれのレストラン版と言ったところでしょうか。
もう一つは、ちゃんと人間が対応してくれるお店。個々人の要望を聞き入れて柔軟な対応をしてくれます。ただし値段は高いし基本的に予約制。現在の高級レストランですね。
資金力のあるチェーン店等の大規模レストランは前者の方向に流れていくんですかね。
それに対して個人経営や小規模なレストランは後者でしょうか。ただ後者に行く場合、それなりの質が求められますから、相応の努力も必要になってきます。
いずれにせよ、現在のように外食店にたくさんの選択肢があり、どこに行ってもそれなりの品質とサービスが期待できるという状況は、もう限界なんじゃないかと思います。
客側も何を期待するのかはっきりさせて、なんでもかんでもお店に求めないほうがよさそうです。
前者ならサービスを諦め、後者なら安さは求めない。
もし私が家族や友人と外食をするなら、後者を選びたいですね。ただし安くはないので、行く頻度は減るでしょう。
外食という行為はより贅沢な行為になるかもしれません。
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