この素材があるおかげで激しいスポーツ時でもずれずに済むのですが、問題は劣化。
ある程度の時間が経つと、素材が劣化してブヨブヨになってきます。常に汗や水にさらされていると劣化スピードも早まってしまうようです。
劣化してしまったら交換になるのですが、初期の劣化であれば、ある程度ごまかすことができます。今回はその方法を教えますね。
私はOAKELYのJAWBORNE(ジョーボーン)を長年使っています。今となっては廃盤になってしまったようですが、周りでも使っているマウンテンバイカーは多いようです。
結構人気のあるモデルだったのに、なんで廃盤にしたかな~?
OAKLEY JAWBORNE |
しかし最近イヤーソックに劣化がみられるようになってきました。
形状は問題ないのですが、少しブヨブヨしてきています。触ると若干のベタつきが・・。なんだか気持ち悪い。
これはあれですね、アウトドア用品の多くに見られる「加水分解」に似た症状です。
ウレタン系の素材などに発生するのですが、水と反応してだんだん素材が分解されていきます。よくバッグ内側の防水加工にウレタン系の素材が使われています。あと靴のソールを接着している部分とか。
加水分解は、最初はベタベタ、進行すると素材が分解されてボロボロと取れてしまいます。靴の場合はソールが剝がれてしまうので、使用中に起こると面倒。
イヤーソックが何の素材を使っているのかよくわかりませんが、症状としては似ているようです。
さて、ここで延命措置。とりあえずべたつきを抑えるための方策をとりましょう。
用意するのはベビーパウダー。これだけです。
ベビーパウダー |
ベビーパウダーをイヤーソックにまんべんなくまぶします。
まんべんなくまぶします。 |
以上、終了です・・。
これをやっておくと、べたつきがかなり軽減されます。手触りもいい感じ。
ベビーパウダーなので肌に触れても問題ありません。
べたつきを感じるようになったら、使うたびにベビーパウダーで処置をしておくと、かなり長持ちします。私の場合はこの方法で1年くらいはなんとかごまかせています。
感覚的にはズレ防止の性能もそれほど落ちていないように感じます。
もちろんベストな対策はパーツ交換であることは言うまでもありません。
でもシリアスな場面での使用でなければ、とりあえずこの方法でしばらくもたせるのもアリなんじゃないですかね?
節約&モノを大切にする心で、できるだけ長く使いましょう。
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