たいていの場合は電動アシスト自転車に乗ってるんですけどね。
その電動アシスト自転車、これまではママチャリが一般的だったのですが、ここにきてスポーティな形状のものが増えてきているようです。
先日Panasonicが自転車事業に注力、というニュースをお伝えしましたが、早速新モデルを発表しています。お値段15万円也。
Panasonic ジェッター |
こちらはVanmoof。茅ヶ崎美術館の展示にもありましたが、本格的に日本市場に参入するとのこで、それにあわせて電動アシスト自転車を発表しています。これは単にアシストするだけでなく、3GモジュールやBluetoothを内蔵し、様々な機能がついています。もはやスマートバイクです。
お値段もかなりお高め。標準価格で37万円だそうです。
Vanmoof Electified X |
舗装路用だけでなく、MTB界にも電動アシストが登場しています。
海外、特にヨーロッパでは数年前からe-bikeとして電動アシストのMTBが登場していますが、あちらはパワーが半端じゃない。ほとんどモーターサイクルです。
プロトが販売する「ベネリ」は日本市場にあわせてモーター出力を変更して提供するとのこと。
日本のトレイル事情から考えると、電動アシストのMTBはあまり受け入れられないような気がしますが、初回生産分はすでに受注済みとのこと。街乗りで使うんですかね?
こちらはお値段19万8千円。
ベネリ タジューテ |
これまで電動アシスト自転車は子供を乗せるための自転車という印象でした。お母さんが子供を乗せて走っているイメージです。
それ以外のデザインも少しはありましたが、街中で見かけることはあまりありませんでした。
しかしこれからはもっと増えてきてもおかしくないようです。
一つの理由は高齢化が挙げられそうです。体力の低下や自動車の過失事故リスクを理由に、アクティブシニアの方々が電動アシスト自転車を選んでもおかしくありません。
もう一つの理由は原動機付自転車(原付バイク)の縮小でしょうか。現在の50ccサイズは排ガス規制に対応しきれず、新車が発売されることはなくなります。長距離を走るのでなければ50ccバイクの代わりに電動アシストという選択肢もアリだと思います。
しかし最大のネックは価格ですかね。15~20万円前後と、高価格帯に位置します。
子供乗せ自転車もそれなりのお値段ですが、必要に迫られての購入ですし自治体によっては購入補助金があったりします。
それに対して通常の一人乗り用の電動アシストは、差し迫った必要性というのはありません。
自転車を趣味にしている人ならともかく、一般の人が自転車に15万円も払うのでしょうか?
普及すれば多少は価格も下がるのでしょうが、ここは鶏か卵かの議論になってしまいそうです。
そう考えると、敷居の低そうなPanasonicよりも趣味性の高いVanmoofが成功する可能性も意外とありそうですね。
今後の発展に期待したいと思います。
0 コメント:
コメントを投稿