ちょっと前まで100ルーメンで「おお!」という感じだったのですが、今では500ルーメンとか600ルーメン、それ以上の明るさのライトもあります。
しかし、ただ明るければよいというものでもありません。過度に明るいライトは周囲の人に迷惑なこともあります。
少し前のニュースですが、自転車のライトの明るさが原因で口論になり、警察沙汰になったニュースがありました。
交通トラブルで口論、相手の男性ひく 殺人未遂容疑で21歳男逮捕 愛知
東海署によると、浜口容疑者が「自転車のライトがまぶしい」と運転席の窓越しに男性に文句を言うと、男性が車のドアを蹴ったという。
激高した同容疑者は男性に車をぶつけ、ボンネットにしがみ付いた男性を振り落として逃走したが、男性が車のナンバーの一部を覚えていた。
最初に読んだときは、「これはまた変ないちゃもんつけられたな~」と思ったのですが、最近の高輝度ライトだとあり得ないとも限りません。
自動車のようにハイビームとかロービームみたいな切り替えがあるわけではないので、取り付け角度によっては対向車がまぶしく感じることもあるのでしょうね。
そこまで配慮した自転車用のライトなんてそうそうないのですが、どうやらRAVEMENというブランドのライトは、ちゃんと考慮しているそうです。
(注:これより以下の写真はRAVEMENサイトより引用しています。)
RAVEMENのDuaLenz Optical Designed Low Beamという技術は、ライトのまぶしさを抑えた設計になっているとのこと。自動車のライトの技術を応用しているそうで、なかなか良さげです。
Dualenzロービームの配光 |
ラインナップは大きくわけてPRシリーズとCRシリーズの2種類あります。
PRシリーズはロードバイキングモードでこのロービーム設計を採用。またマウンテンバイキングモードも備えており、その際はより広範囲を照らすHiLow Beam Systemになるとのこと。
RAVEMEN PRシリーズ |
CRシリーズはPRシリーズよりも小型で、出力も弱め。街中での使用を想定しており、ロービーム配光のみの設計になっています。
RAVEMEN CRシリーズ |
また両方ともUSB充電なのですが、なんとモバイルバッテリの機能も備えます。スマホの充電もできるなんて、便利ですね~。
RAVEMENというメーカーの存在は全く知らなかったのですが、中国のメーカーだそうです。
ヨーロッパやアメリカでもよい評価を得られているようですし、いくつかの賞も獲得しているようです。
日本向けにはフタバ産業さんが輸入代理店になっているようです。でもPRシリーズのみのラインナップのようです。
個人的には小型のCRシリーズが欲しいかな。
今自分が使っているのは定番のGENTOS 閃 SG-355Bです。
これでも十分なんですけれど、明るさの調整ができないのがちょっとね・・。
というわけで、今後ライトを購入する際に有力候補となりそうです。CRシリーズ入れてくれないかな・・。
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