多くは高級アパレル、時計、バッグ、アクセサリーブランドなどが被害にあいます。プラダやヴィトン、オメガ、シャネル等々、名前を挙げたらきりがありません。
これら多くのブランドメーカーは昔から偽物対応を行っており、また世の中にはブランドの真贋を鑑定する人がたくさんいます。
しかし、なんと自転車業界にも偽造品が存在しているようです。
自転車偽造、ハンドル販売 長野の男を逮捕 浜松中央署
高級自転車メーカーの偽造ハンドルを販売したとして、浜松中央署と静岡県警サイバー犯罪対策課は28日、商標法違反の疑いで、長野県松本市浅間温泉、無職の男(21)を逮捕した。
逮捕容疑は2016年7月下旬、米国の自転車メーカー「トレック・バイシクル・コーポレーション」の類似商標を付けた自転車用ハンドル3本を都内の男性ら3人に計約1万8千円で販売し、同社の商標権を侵害した疑い。
同署によると、偽造ハンドルはロードバイク用で、同社のブランド名やロゴなどが記されていた。同社は同一ブランドのハンドルを1本4万円前後で販売しているという。
同署のサイバーパトロールにより、インターネットオークションサイトに出品された偽造ハンドルを発見した。偽造ハンドルは中国で製造されたとみられ、同署は入手ルートなどを調べている。
これはかなり悪質です。自転車パーツは一歩間違えば命にかかわりますので、見た目だけの問題ではありません。単に商標法違反でなく、もっと厳罰化してほしいところです。
それにしても自転車パーツの偽造品が出るとは、思いもよりませんでした。
ブランドバッグ等と違いそもそもマーケットが小さいので、わざわざ偽造品を作るとは信じられませんが、考えてみれば、バッグや時計等と比べても作ること自体は簡単かもしれません。
シールや刻印だけ変えてしまえば、わからないかも。
しかも販売ルートがインターネットオークションです。
ネットオークションは便利なのですが、商品の出自がどうしてもあいまいになってしまいます。
単に新品、中古品というだけでなく、盗品や偽造品の可能性もあるわけです。
以前 ネットオークション出品時の注意事項を記事にしたことがあります。
ネットオークション出品時に盗品と思われないために。
この記事では、個人が出品する場合の注意事項を書きました。しかしお店を装って偽造品を販売されてしまうと、判別は困難です。
あまりに値段が安い場合は疑う必要もあるとは思いますが、在庫処分をネットオークションでやっているお店もあるでしょうしね・・。
自転車の行き過ぎたブランド化や高価格化も考え物かもしれません・・。
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