ANA（9202）本格離陸なるか？

ずっと低空飛行だったANA（9202）の株価が上昇基調を見せています。

このまま本格的に離陸体制に入るのでしょうか？それとも巡航高度に上がりきらずにまた低空飛行となってしまうのか、判断がつかないところです。
それにしてもなぜこんなに上昇しているのでしょうね～？

ANAのチャートですが、ちょっと長期的な視点から過去5年を見るとこんな感じです。

ANA　チャート５年

200円を下回ることもあった状態から300円台半ばくらいまで伸びていきましたが、2016年はまたズルズルと下落。300円を下回る状態もありました。

しかしここ半年くらいは緩やかな上昇基調。2016年10月くらいからジワジワと上がりはじめ、2017年4月にはいったん調整があったものの、5月からまた上がり始めています。

ANA　チャート１年

それにしてもわからないのが、最近の上昇基調の原因です。特にこれといった理由があるようには見受けられないのですが・・、なにか見落としているのかな？
PERは10.5倍、PBRも1.43倍と、比較的割安銘柄ではあるので、買いが入っているのかな？

ちなみに配当は1株6円。単位株が1,000株を持っていると年間6,000円の配当収入になります。配当利率は1.6%なのでそれほどでもありません。

でもうれしいのは株主優待。正規運賃の半額で乗れる優待券が年に2枚届きます。
2枚だとヤフオクで5~6千円くらいで売れるので、低く見積もって仮に5,000円だとすると、配当金＋優待利回りが約2.9%になります。
これくらいの利回りなら悪くはありませんね。

私もANAの株を持っているのですが、長年評価損が出ていたのがいつの間にやらプラスに転じています。
でも配当＋優待利回りが良いので、よほど株価が跳ね上がらない限りは保有し続けるつもりです。

むしろ買い増そうかと思っていたのに、機を逃してしまったのが残念・・。