それはジェトロの調査レポート。なかなかよい資料だと思いますよ!
投資先としての個別株を選別する際、世の中の人はどうやってよい投資先を見つけているのでしょうか?
私の場合、目的(値上がり益、配当、または優待)によって多少判断基準が違うのですが、どんな目的でもその企業の決算報告書には目を通します。
まずは売上、経常利益、純利益を過去3年分くらい見て、問題なければバランスシート、キャッシュフローなども見ます。
さらに事業展開なども調べるのですが、値上がり益や配当狙いの場合は海外展開の積極性を重要視します。
特に配当狙いでは長期保有が前提なので、企業が持続的に成長することが重要。その際に人口減の日本にとどまらずに積極的に海外展開している企業のほうが成長余地があるとの考え方に基づいています。
言い方を変えると、まず積極的に海外展開している企業を見つけて、そのあとに決算書等を見てから最終的な判断をしてもよいわけです。
ではどうやって対象企業を見つけるか?その情報を仕入れるのにジェトロのレポートが参考になると気づきました。
JETRO、日本貿易振興機構とは、貿易の促進を手助けする組織です。よく中小企業が海外展開したい場合などに、現地での運営をアドバイスしたり、パートナー探しを助けたりしています。
下記は北米での日本企業の展開事例です。これによると意外な企業が北米に展開していたりします。
もちろんすべての企業が上場しているわけではないのですが、今後上場する可能性もあるので、アンテナを張っておくことができます。
日本企業の北米展開事例(2017年3月)
- ふむふむ、小川珈琲、知らなかったな~。上場はしていなさそうだけど、心に留めておこう。
- ゼットンは以前保有していたことがありますね。もういちど調べてみようか。
- 伊藤園の海外進出は有名だしな~。
- ビアードパパが北米に進出してるの?知らなかった~。ここも上場していないな。あ、永谷園の完全子会社じゃないか!
といった感じで、今後の投資先を見つけるよい情報源になりそうです。
このレポートから成長株を見つけられるとうれしいな~!
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