なんでもサドルの高さとリヤサスのトラベル量を一発で調整できるそうです。
MTBの進化が止まりませんね~。
BMC SpeedFox 01 |
BMCが最近リリースした新しい自転車「SpeedFox」シリーズに、「TrailSync」という新しい機能が搭載されています。
これはドロッパーポストとリヤサスのトラベル量を同時にコントロールできるというもの。
なお一応説明しておきますと、ドロッパーポストとは、サドルの高さを簡単に調整できる優れものパーツです。
通常サドルの高さを変えるときはシートポストを締め付けているクランプを緩めてシートポストを上げ下げするのですが、ドロッパーポストはそれがレバー一つでできてしまいます。イメージとしてはオフィス用の椅子なんかにある高さ調整機能みたいな感じ。
残念ながら私は使っていません。欲しいけど高いから・・。
ドロッパーポストがすっきりしてますね。 |
ハンドルについているジョイスティックみたいなレバーがドロッパーポストとリヤサスに繋がっています。
肝心の機能なんですが、例えば上り坂や平坦な道などでサドルを高くすると、同時にリヤサスも硬めに設定されます。
逆にサドルを低めにすると、リヤサスは柔らかくなります。
これにより、その道に最適なポジショニングとリヤサスの動作が一発で設定できる、というわけです。
リヤサスはBBの上あたりに配置。 |
ちなみに01はカーボンフレーム、02は前三角がカーボンで後三角はアルミ、03はアルミという仕様です。コンポ等、その他の仕様の違いはメーカーサイトを参照してください。
なるほど、さすがエンデューロが盛んなヨーロッパのMTB。考えることが違います。
バリエーションに富んだ長いオフロードを走るには、なかなか良さげな仕組みです。
そのうちフロントサスも一緒に調整できるようになるんでしょうね~。さすがに有線でやるのは複雑になりそうだから、電動で制御することも考えられそう。あ、eBikeで先に出るかもしれませんね。
日本ではこれが必要な場所がどれだけあるんでしょうね?
少なくとも私が普段走っているトレイルでは、全く不要。というかリヤサス自体がなくてもOK。 以前はフルサスで走っていたけれど、オーバースペックな気がしたのでハードテイルに買い替えたくらいです。
王滝SDAなんかだと恩恵があるのかな?走ったことないのでわからないけど・・。あとは徳島の剣山スーパー林道とか?
これくらいの機能を持った自転車で遊べるところがあると、とっても楽しそうな気がします。
トレイルハイクの世界では近年「ロングトレイル」が注目されていますが、トレイルライドでもロングトレイルの環境ができないかな~・・。
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