マウンテンバイク(MTB)、自転車ツーリング、アウトドアを楽しむ男の雑記ブログ。たまにお金の話もします。

2017年9月2日

自転車が気を付けるのは自転車

先日テレビで「交通警察24時」的な番組を見ていたら、自転車が関連する事故を扱っていました。
それを見ていると、自転車側が加害者であろうが被害者であろうが、たいていの場合は自転車側に何らかの違反があるように見受けられました。例えば赤信号を無視して歩行者をはねたり、逆に車にはねられたり。または歩道から車道に急に飛び出したり・・。
私も自転車に乗りますが、街中で最も気を付けている相手は自転車であることが多いです。



近所にある信号機付きの横断歩道。そこは道路が交差するようなところではなく、単純に一本道に横断歩道があるだけの場所です。
私もよく通るのですが、ここはよく自転車が信号無視をしています。通勤時間帯などで多数の自転車の中で私が先頭を走っている際に、下手に私が信号で止まろうものなら後ろから追突されそうでコワイ。なので急に止まらずに、ゆっくりと止まるようにしています。するとたいていの人が私を追い越して走り去っていきます。全員信号無視ね。
酷い人だと、追い抜きつつ横断歩道を渡り、そのまま歩道を走り始めます。
何気ない道なのですが、私としては危険ポイント。

また駅近くには自転車専用通行帯があるのですが、幅が自転車2台分くらいしかないのに対面通行になっています。この通行帯のつくり自体も危ないのですが、そこにスマホを見ながら走ってくる自転車がいて、本当に怖いです。にらみつけてもスマホを見ているから気付かないし・・。本人はギリギリで気づいてよけているつもりでも、こっちはハラハラします。あれもやめてほしい・・。
このパターン、けっこうキケン・・

しかしそんなことを言っても、自転車に興味を持っていない人は自転車の交通法規を自主的に知ろうとはしないでしょうね。
大人に対しては免許更新時に自転車の交通法規を学ぶ機会を作ってもよいのではないでしょうか?古いビデオを見せられるよりも効果的でしょうし、交通安全協会も少しは働いてもらわないとね・・。

子供に対してはやはり学校で学ぶ機会があっても良いのではないかと思います。
ただ一回やっただけだとすぐに忘れるので、せめて義務教育中は年に1回くらいはそういう授業があるといいのかな、と。
ちなみに自転車先進国オランダは、VVN Verkeersexamenというテストを受けて、交通法規を学ぶそうです。

もちろんクルマも危険な存在ではありますが、たいていの場合は交通法規を守っているので動きの予測がしやすく、こちらも法規を守っていれば事故にあう可能性は低いです。しかし自転車は無秩序に走っていて動きが予測しづらい。最も注意を払わざるを得ない相手になってしまっています。

自転車は誰でも乗れて、自由を感じられる素晴らしい乗り物だと思っているのですが、自由と勝手は違いますからね。また現行の交通法規も自転車にとって安全とは思えない内容もいくつかあります。
しかし街中ではもう少し秩序ある乗り方をしてもらえると嬉しいです。


Share:

0 コメント:

コメントを投稿

ラベル

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
一人で行動することが多い40代男性です。マウンテンバイクが一番の趣味。でもスキルは万年初中級・・。ほかにもツーリング用自転車も所有しています。

Featured Post

サイクルトレインも「ネットワーク化」が必要。

「サイクルトレイン」をご存知でしょうか? サイクルトレインとは、一部の鉄道会社が実施している、自転車をそのまま電車内に持ち込めるサービスです。 通年で利用できるところもあれば、曜日や季節限定のサービスだったりします。 また、「実証実験」としているところもあり、あまり一般的...