さて、先日のMTB長距離ライドの際に少しだけ書いた「ブレーキがロックした」問題について、いろいろ調べてみました。
というか先人のブログ記事をいくつか読んだだけなんですけどね。
私のMTBについているMTBは「Avid Elixir」というモデルです。以前乗っていたSpecializedのブレーキを移植しました。
しかしコイツは以前から頻繁に問題を起こすんです。
まずは左右でタッチ感が全く違う。ホースの長さのせいで違いが出ることはあるらしいのですが、右(前)が快適で適度な遊びも感じられるのに対し、左(後)は固い感じ。遊びもあまりありません。
何年か前に一度自転車屋で調整してもらったのですが、あまり改善されず。その際に見てもらった自転車屋曰く、「Avidは当たり外れが大きいよ~」とのこと。
そして昨年(2016年)、後輪ブレーキがロックしてしまいました。数か月前にオイルも交換してるんですけどね・・。
この時は自転車屋(上記とは別の自転車屋)に持ち込んで、結局オイル交換。高くついてしまいました。その時の話によると、このブレーキはオイル量の調整がシビアだということ。
さらに先日、コンビニ休憩時に日向に置いていたら、またロックしてしまいました。
この時は日陰に移動して、キャリパーの位置を調整してなんとか走れるようにはなりましたが、根本的な解決には至ってません。
さて、どうしてこんなことになるのか?
ネットを検索していると、同様の現象に見舞われている人が何人かいらっしゃいました。
その結果、いくつかのポイントが見えてきました。
ポイント1:Avidの油圧ブレーキで現象が起きている。
ネットで見つけられる限りでは、同じ現象にあっているのはAvidのブレーキを使っている人ばかり。もう少し調べてみると、どうもこのブレーキで使われているDOT4や5.1というブレーキオイルが関係しているようです。
DOTはクルマやバイクでも使用されているブレーキで、特にDOT4や5.1といった種類は沸点の高い高性能オイルだけど、大気中の水分を吸うと沸点がすごく下がるので、早めの交換が必要らしいです。あんまり自転車には関係なさそうな気がするけど、どうなのかな・・?
ONLY DOT 5.1 DOT 4と書いてあります。 |
ポイント2:暑い日に直射日光にさらすと現象が発生する。
私も含め、暑い日にこの現象に見舞われている人が多いようです。やはりオイルの熱膨張か・・?ポイント3:しばらく動かさないと現象が発生する。
これははっきりしませんが、どうやらしばらく動かさないと、オイルに圧力がかからずダレてしまうらしいです。この場合は、何度かブレーキを握ったりしていると直ることもあるのだとか。・・なるほど、確かに私の場合も現象が起きたのは夏。しかも夏は乗る頻度が激減してます。つまり、高温多湿な日本の夏に、このオイルを使うタイプのブレーキは向かないんじゃないか、という気がしてきます。自転車の油圧ブレーキなんてオイルリザーバータンクが小さいから、クルマやバイク以上に細かい調整が必要になるのかも。
とりあえずの解決策としては、「たまには乗れ。あと夏の日向に放置すんな。」ということでしょうか。
しかし現象が発生するのがいつも後ろブレーキというのは謎のまま。前ブレーキは全く問題ありません。
あとこのDOTオイルというのは、塗装を溶かしやすいそうです。
うーん、結論としては、私のようなテキトーライダーには向かないブレーキということですかね。
やっぱりシマノのブレーキに交換しようかな・・。最近のはDeoreクラスでも充分高性能だとも聞きますしね。
予算獲得活動をしなければ・・。
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