さて、自転車の走行環境整備に関する話ですが、テキサス州のオースティンでは自転車用の信号機を設置するそうです。
bicycling.comの記事によると、テキサス州のオースティンにて、市街地に自転車用信号機を12台設置するとのこと。
これまでも信号機や標識はあったのですが、指示がわかりにくかったりして無視されることもあったそうです。今回はより適切な指示ができるような信号機にするとのこと。
また自動車の信号よりも少し早く青信号になるので、他の自動車から自転車の存在を気づかれやすくするそうです。
この手のものはヨーロッパでも広く普及しているので、オースティンでも使えるっしょ。ということだそうです。
アメリカと言えば自動車社会ですが、ここ数年都市部においては自転車の活用が盛んになっているようですね。有名どころではニューヨークやポートランドですが、坂の街サンフランシスコもそうらしいですし、夏の暑さが厳しいオースティンでも自転車を活用する動きになっているようです。
ふと思ったのですが、アメリカやヨーロッパで「自転車を活用」というと、基本的に地元住民の自転車利用を増やすため、または安全性を高めるための施策がほとんどのような気がします。
それに対して日本は「観光促進」の面が強くないですかね?
結果的に住民の自転車利用率が上がるのであればよいのでしょうが、なんとなく経済優先というか、外の人に対して「お金落としていってね」が主目的になっている気がします。
でもやっぱりそこに住んでいる人が恩恵を受けないとね~。
単にニュースの記事として取り上げられていないだけなんですかね?
ちょっと話題がそれますが、日本では2014~16年度に2610区間、約5,000kmで一般道の最高速度引き上げを行ったそうです。
日経新聞「一般道5000kmで最高速度引き上げ 14~16年度に」それはいいんですけれど、ちゃんと自転車の通行帯を確保したうえで実施したのでしょうか?ほとんど路肩しか走る場所がないようなところで自動車のスピードを上げられてしまうと、自転車乗りとしては怖いだけなんですよ・・。
海外のニュースを見ていると、「やっぱ日本はまだまだだな~。」と思ってしまう今日この頃でした。
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