マウンテンバイク(MTB)、自転車ツーリング、アウトドアを楽しむ男の雑記ブログ。たまにお金の話もします。

2017年12月9日

いつか世界経済の急落はビットコインが発端になるのでは?

うーん、今回の記事はですね・・、もうほんとに私の妄想というか、思いつき程度の内容です。でもな~んか不安なんですよね。
なにやらビットコイン周りが賑やかになっているのですが、ビットコインが原因で世界経済の急落が起こりうるんじゃないか、と思うわけです・・。


初めに言っておきますけれど、ワタクシはビットコインをはじめとする仮想通貨については全くの素人です。なので専門的なことは何もわからないのです。

このビットコイン、というか仮想通貨ですが、文字通り「仮想」です。実態は何もありません。しかし今、この「仮想」なるものの価値が高騰しており、ついに1ビットコイン=200万円を付けることになりました。
ビットコインはどこかの国が保証してくれているわけでもないし、金や原油、穀物のように実物があるわけでもないです。まさに「仮想」。

さらにアメリカではビットコインが先物市場にでてくるわけです。 それに伴う不安がいろいろと叫ばれています。

ロイター:ビットコイン先物上場を巡る数々の不安

先物市場に出てくると言うことは、ビットコインの先物を組み込んだ金融派生商品がでてきてもおかしくないわけですよね。それが市場に出回るわけです。
ここでふと思いだしませんか?「サブプライムローン」という言葉を・・。

サブプライムローンは支払い能力の低い人に対して貸し付けた住宅ローンです。本来は「返せる見込みが低い」ローンですから、価値は低いはず。
その債券を取り入れた「金融派生商品」が市場に出回っていったのですが、もともと返せない人の多い住宅ローンですから、「返せないよ」ということがはっきりしてきた時点で、その金融派生商品がの価値が暴落。さらに入れ子のように「サブプライムローンを含んだ金融派生商品を含んだ商品」も存在していたわけで、そうなってくるとどこにサブプライムローンが含まれているのかわからなくなってきて、疑心暗鬼になった。となると「とにかく手元にあるものを早いところ手放そう」と誰もが動き、その結果「リーマンブラザーズ」が破たんし、世界経済が混乱したわけです。

簡単に言うと、「価値のないもの」に無理やり価値をつけて市中に流したので、「価値がない」とわかった瞬間にババ抜きゲームが始まったんですね。でもババがどこにあるのか、しかも何枚あるのかわからない。ならいっそのこと手持ちのカード全部手放しちゃえ、てな状態になったのでバニックになったようなもんです。

これってそのまま仮想通貨に当てはまりませんかね?「仮想」なるものに価値をつけて市中に流せば、「やっぱ仮想だ」ということに気付いた瞬間、ババ抜きゲームの始まりです。
「仮想」のなかで勝手に混乱してくれればいいんですけれど、金融派生商品になっちゃうと、混乱が実体経済にも影響を及ぼすのはリーマンショックで経験済み。
リーマンショックの時も、「アメリカの住宅ローン問題がなんで世界中に迷惑をかけるんだ?」って思いませんでした?

「いや、そんなことは今のルール上あり得ない」ということであれば良いのですが、そのあたりまで詳しくはありません。もしご存知の方がいれば教えていただきたいくらいです。


まあビットコインの存在意義はある程度理解できるんですけどね。国際間の送金や個人同士のやりとりにおいて、全世界で通用するオンライン上の通貨があれば便利だろう、と。
もちろん犯罪に使われる可能性もある等の懸念もあるでしょうが、概念としては理解できます。

しかしどこの誰が責任をもって運用しているのかもわからない、実体のないものに投機的なお金が集まっているのは、私にとっては疑問でしかないんですけどね・・。


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