日産自動車ですが、不適切検査の関連報道がいくつか出ているものの、株価にはそれほどインパクトがないようです。やはり配当利率が高いこともあり、ホールドし続ける株主が多いのでしょうか。またはあらためて日産株の割安性が気づかれて、それなりの買い需要があるのか・・。
こんなに有名な会社なのになんで割安なんだろう、とずっと思っているのですが、こんな記事を見つけました。
「技術の日産」が抱える、リコール問題よりさらに大きな不安とは?=栫井駿介
この記事によると、やはり数値的には完璧な割安銘柄だそうです。
でも潜在的なリスクとして、景気の影響を受けやすいこと、研究開発費がかかることなどが挙げられています。数値だけでなく詳細を検討すると、「割安株」とは判断してはいけない典型的な例だとか。もし数値だけで判断するならコンピュータが一瞬にして判断して、株価は修正されてしまうはず、と・・。
うーん、そうなんですかね?だとすると日産に限らずデータ上の「割安株」なんて存在しなくなりますね。後になってから結果的に「あの時は割安だった」と言うならだれでもできます。
それに景気の影響や研究開発費は他の自動車メーカーも共通の話なので、日産だけが割安になっている理由としては弱い印象を受けます。
私みたいな一個人なんかよりはるかに詳しい人なんでしょうが、なんだか記事としては説得性に欠けるな~、という印象です。
まあ私としては、今のところ一喜一憂するタイミングでもなさそうなので、ちょっとだけ買い増ししました。しばらくホールドのつもりです。
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