暦の上では春になりました。
まだ寒い日もあるとは言え、少しずつ暖かくなっていきます。
でもそうなると里山MTBシーズンは終わりを迎えます・・。
私は毎年4月末くらいをめどに里山MTBライドはオフシーズンに入ります。
理由はいくつかあるのですが、その一つがスズメバチが活動を始めるから。
最も活発な時期は夏から秋口にかけてなのですが、本格的に暖かくなってくるとハチが怖くて山に入るのは躊躇してしまいます。
しかしここで朗報!なんとスズメバチの攻撃本能を一時的に失わせる化学物質の存在が発見されたそうです。
読売新聞:スズメバチ撃退する成分発見…花の香りに含有
記事によると、その化学物質は「2-フェニルエタノール」という物質で、バラやサクラなどの花の香りに含まれているそうです。
これをスズメバチにかけると、攻撃行動をしなくなるばかりか、仲間が近づかなくなる効果も見られるとのこと。
殺虫効果はないので、忌避剤として利用できるそうです。
これは素晴らしいですね。スズメバチは怖いので避けたいところですが、怖いからと言って殺してしまうのも忍びない。忌避剤ができるのであれば積極的に使いたいところです。
この成分を発見した高知大学の金哲史教授らは、スズメバチの忌避剤を作るべくベンチャー企業を立ち上げているとのこと。また特許のライセンス利用についてJ-Storeにも掲載されています。
ぜひとも早急に忌避剤が開発されることを望みます。
そのうち夏山に入るハイカーやマウンテンバイカーは、みんなバラやサクラの香りを漂わせてるかもね~。
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