カーゴバイクとは一言でいえば「荷物を運ぶための自転車」です。通常の前かごや荷台には収まらないような大きさ・重さの荷物でもカーゴバイクなら楽に運ぶことができます。ヨーロッパではかなり普及しているようで、子供を乗せたり配達の仕事に使われたりしているようです。
しかしカーゴバイク最大の欠点は車体の長さ。大きな荷台のためどうしても自転車の全長が長くなってしまいます。これでは通常の駐輪場には止められないでしょうし、家でも置き場に困ってしまいます。
その問題を解決したのがこの「Convercycle」。荷物を運ばないときはいたって普通の自転車ですが、サドルを持ち上げて後輪部分をくるっと回転させると荷台が出現します。
これならば普段はオーソドックスな自転車として乗りつつ、必要な時だけ荷台を出して利用することができます。しかもその構造はとってもシンプル。チェーンを2本がけすることで駆動力と同時に伸縮機能を確保しています。
これはかなり画期的なアイデア!私的にはかなり気になります。これならば狭い日本にもピッタリではないでしょうか。ドイツで開発されたとのことですが、ぜひ早期に市販化されて日本に入ってきてほしいと思います。
私は普段のちょっとした買い物であればクルマを使わず徒歩や自転車で済ますのですが、重い荷物やかさばる荷物の場合はクルマを使います。この間も近所で衣装ケースを二つ購入したのですが、重くはないけどかさばるのでどうやって運ぼうかと思案し、結局クルマを使いました。また、お米や灯油などの重い荷物でもせいぜい10~20kg程度。「自転車で運べないこともないよね」という程度ではありますが歩きでは重い。かと言って1トン以上のクルマを動かすのは腑に落ちません。いずれクルマを手放す時がくれば自転車用のトレーラーを買うつもりですが、普段使いの自転車がカーゴバイクにもなるのでしたら、それに越したことはないですよね~。
(本当は今すぐにでもクルマを手放したいのですが、家族の反対により実現できていません・・。)
クルマによる事故や大気汚染の削減に貢献できるのは、カーゴバイクなんだと思っています。
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