確か「Life Shift」という本で注目を浴びた言葉だったと思いますが、人間は平均寿命が伸びて100歳まで生きるようになるのだとか。
それに合わせたお金のプランニングや仕事の仕方などの記事をよく目にするようになりました。
でも本当にみんな100歳まで生きたいんですかね・・?
「何歳くらいまで生きたいか」というのは人それぞれだと思います。
アクサ生命の調査によると、100歳まで生きたい人は21.2%だそうです。
「100歳まで生きたい」人はたったの21.2%! ― 老若男女1,000名に聞いた「人生100年時代」のリアル思ったより多いですね。そんなに生きてもお金や健康の問題があるでしょうし、それほど長生きしてまでやりたいことも私にはありません。私自身は70歳くらいまでが理想です。それ以上長く生きていたいとは(今のところ)思っていません。
しかし現在の生活環境の向上や医学の進歩などを考えると、70歳どころか80歳、90歳まで生きても不思議ではありません。そもそも自ら命を絶たない限り、自分の寿命は自分でコントロールできませんからね。
そんな私が個人レベルでできる長寿命化への密かな抵抗はなんだろうかと考えていたのですが、簡単な抵抗が一つ見つかりました。
それは「極力病院へ行かない」こと。
先述の通り、長寿命化の一因は医学の進歩です。病気も初期段階で発見できるようになったり、不治の病も治るようになってきました。
ということは病院に行かなければその恩恵(?)を受けずに済むということです。
テレビの健康番組では「少しでも気になることがあれば病院へ」なんて言ってますが、私はあえて「多少のことでは病院に行かない」ようにしようと思っています。
以前は気になったら病院に行っていたのですが、医者は液晶モニターを眺めながら「加齢のせいですね」「ストレスですかね」とか言うだけ。1時間待たされて3分で終わるなんてざらです。高い病院代がかかるだけで何の解決にもならず、余計ストレスでした。だったらもう行かないほうが病院代もかからず、しかも長寿命に抗うこともできます。
今後もし何か気になることがあっても、「なんでこんなになるまで放っておいたの!」と怒られる状態になるまで放置しようかと。であれば本来治ったはずの病気も手遅れにすることができるのではないかと思っています。
ちなみに今私がすぐ死んでも、家族への金銭的負担はあまりありません。住宅ローンはなくなるし、贅沢しなければ今の日常生活レベルは維持できるくらいの準備が各種保険等でできています。
ただし一番困るのは「死なないけど働けない」状態になったとき。これだと一気に困窮するので死んだほうがマシです。
というわけで、とりあえずしばらくは死なない程度に病院にも行きますが、子供たちが成人したタイミングくらいから本格的に「病院へ行かない」ようにするつもりです。
8割くらいの人は100歳まで生きたくないと思っているようですし、いろんな形で延命を拒否する人が多くなり、結果的に100年時代は来ないのかもしれませんね。
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