「ああ、寒い、眠い・・」
「このまま暖かい布団にくるまってたほうが幸せだ・・。行くのやめようかな・・。」
目覚まし時計に起こされる週末、いつものやり取りが心の中で繰り返されます。
私の趣味であるマウンテンバイク。近くの里山の中を走るのですが、ハイカーとの遭遇を極力避けるため、基本的に早朝に走ることにしています。下草のなくなる冬がベストシーズンなのですが、冬の早朝はとにかく寒い。しかもこの時期、6時でもまだ夜が明けていません。
「いや、ここしばらく雨も降っていないし、トレイルはベストコンディションのはず。今日行かなくてどうする。」
「たかが遊びだろ?別に行かなくても誰も咎めないし。布団あったかいよー。」
「いやいや、来週行けるかどうかはわからないぞ。行けるときに行っておかなくては!」
そんな葛藤を繰り返しながらも、なんとか布団から這い出します。こうなればこっちのもの。あとはさっさと準備を済ませて出発です。
家を出ると、空が明るくなりかけています。まだ夜明け前ですが、予定より15分オーバー。
30分ほど舗装路を走ってトレイルの入り口に到着です。本当は夜明けと同時にトレイルに入りたかったのですが、朝の葛藤のせいで少し遅れてしまいました。
走りだす前に準備をしていると、トレイルランナーが一人走り去っていきました。トレランにも人気のルートなんですよね。すこし間をあけてから私もスタートです。
ドライなサクサクトレイル! |
思った通りトレイルはベストコンディション。一週間以上雨が降っていないおかげでドライです。ただ先日の強風のせいか、大小さまざまな枝が落ちています。スポークに引っ掛けないよう注意しながら走ります。
眼下に広がる住宅街、その向こうは海 |
このトレイルは往復ルート。往路は誰にも会うことなく走りきることができましたが、折り返し地点で時計をみると、もうすぐ8時半。あれ、思ったより時間がかかってる。ちょっとやばい。人が増える前に撤退しなくては。
少々休憩してから復路です。復路のほうが走りやすいはずなのですが、この日はなんだかやたらと引っかかって止まってしまいます。
いまいち調子が悪いな~、と思いつつ走行禁止地帯を押し歩きしていると、知り合いのマウンテンバイカーU氏に出会いました。たぶん2年ぶりくらいです。久しぶりですー!としばらく雑談ののち、分かれます。禁止地帯を抜けたので走り始めますが、すぐにハイカー1人と出会いました。降車してあいさつしながらすれ違います。お名前は知りませんが、よく見かける人です。
あとは誰にも会わずに復路も終了。富士山の眺望がよいところに立ち寄ってから帰りました。富士山、見えるには見えるのですが、それほどクッキリでもないです。空気が乾燥しすぎて埃っぽくなってるのかも?
さて、来週は乗れるかな?
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