マウンテンバイク(MTB)、自転車ツーリング、アウトドアを楽しむ男の雑記ブログ。たまにお金の話もします。

2017年1月25日

Les Miserables

2017年の読書方針として、「名前は知っているけど読んだことのない海外小説を読む」ことにしました。

学生時代に習ったけど、読んだことがない小説はたくさんあります。受験のために覚えたけれど、内容は全く知らないんですね。そういった本を読んでみようかと。

例えばスタンダールの「赤と黒」とか、セルバンテスの「ドンキホーテ」とか。
ドンキホーテなんて、アホな人の代名詞か、もしくは安売り店の名前として知っている人は多そうですが、実際に本を読んだことがある人ってどんだけいるんでしょうね?




記念すべき第一弾はユゴーの「レ・ミゼラブル」です。
ミュージカルや映画で有名ですが、私は観たことがありませんし、当然小説も読んだことがありません。いったいどんな内容なのやら・・。というわけで、さっそく図書館で借りて読み進めていきました。新潮文庫の小説で、全5巻。なかなかの分量です。

まずは神父さんの話ですね。この神父さんが主人公っぽいな。読み進めていきます。


・・いや、違うみたいです。


次、徒刑囚が出てきました。この人は?


・・はい、どうやら主人公のようです。


次に若い人たちが出てきました。これまでとは全く違う内容で話が展開されます。

あれ、神父さんは?徒刑囚は?


続いて、さっきの徒刑囚、名前を変えて再登場です。立派な経営者になってます。ガラス玉を作るのだとか。ガラス玉・・、その説明がまあ長いこと長いこと!

このあたりまで読み進めて、ようやくわかりました、どうやらこの小説、「やたらと脱線が多い!」ようです。本筋と関係なくはないのですが、そこまで詳しく説明しなくてもいいだろう、と思えるような記述がたくさん出てきます。
最初のころは「関係なさそうだけど後で関係してくるんだろうか?」と思いながら読み進めていましたが、途中から、「あ、これすっ飛ばしてもいいや」と判断。 数ページ読んで「完全に脱線だ」とわかったら、あとは本筋に戻るまでひたすらななめ読み。

例えば写真の第5巻にあるフランスの下水道に関する脱線は、なんと第2章をまるまる使い、26ページもあります・・。いや、下水道の話なんて、暗くてジメジメしてて臭くて迷路みたい、ということがわかればいいような気がするんですけど・・。

そんな感じで途中からななめ読み戦法を導入し、大幅に時間短縮をしました。まじめな読書家さんから 怒られそうですね。まあでも許してくださいませ。

レビューですが、私ごときが評価できません。気になる人はアマゾンレビューでものぞいてみてください。世界中で有名ですから、それは素晴らしいのでしょう。

といった感じで「レ・ミゼラブル」は読み終わりました。
何年か前に映画があったと思うけど、そのうち見てみようかな。
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一人で行動することが多い40代男性です。マウンテンバイクが一番の趣味。でもスキルは万年初中級・・。ほかにもツーリング用自転車も所有しています。

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